親に終活してほしい!子どもとして想いを届けるための方法は?

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親に終活してほしい!子どもとして想いを届けるための方法は?
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30代後半から40代にかけて、そろそろ気になり始めるのが、親世代の終活についてです。まだまだ元気に動ける時期だからこそ、「この先」についても考えておいてもらいたいところ。とはいえ、非常に繊細な問題だからこそ、その想いを届けることをためらう方も多いのではないでしょうか?「終活してほしい!」という子どもの想いを届けるため、おすすめの方法を紹介します。

親の終活は子どもにとっても大切な問題

親の終活は子どもにとっても大切な問題
親の終活は子どもにとっても大切な問題

人生100年時代と言われる今、「自分の親はまだまだ元気で活動的」と安心している方も多いのではないでしょうか。確かにそれは、素晴らしいこと。しかし、人生の終わりの時期は確実に近付いています。元気な時期から親に終活をスタートしてもらうことは、子どもにとっても非常に重要な問題です。その理由は、以下を参考にしてみてください。

・親の気持ちは、親にしかわからないから
・実際に親が亡くなったあとに、バタバタする可能性が高いから
・相続に関して親族間トラブルが発生する恐れがあるから

大切に想う親の最期に、その望みを叶えてあげたいと思う方も多いでしょう。しかし実際には、「こんなに近くにいたのに、親が何を望んでいたのかわからない…」と悩む方は少なくありません。

終活で自身の希望を明らかにし、子どもにもわかる形で残しておいてもらえれば、残された家族はそれに沿って手続きを進められます。葬儀に呼びたい人や自身の最期に会いたい人、残したいものや処分したいものなど、できる限りの望みに対応できるでしょう。ある程度の指針を示しておいてもらえれば、子ども側が手続きで戸惑う恐れもありません。

また、相続についても非常に大きな問題です。誰が何を相続するのかを巡って、親族間トラブルに発展するケースは多く見られます。終活の一環として遺言書を残してもらったり、自身の想いを伝えてもらったりすれば、それをもとに手続きを進められるでしょう。「親の意向なら」と、納得できる可能性も高いです。

親に終活をすすめる具体的な方法

ではここからは、親に終活をすすめる際の具体的な方法について解説します。4つの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

★1.できることから一緒にスタートしてみる

ひと言で「終活」と言っても、その内容はさまざまです。最初からいきなり、難易度の高い活動をスタートする必要はありません。まずは「これならできるかも…」と思える内容を見定めて、一緒に取り組んでみてください。

実家の片付けや不用品の処分は、終活の一環としてもおすすめです。「実家が広く快適になる」という目に見えるメリットが期待できるため、親自身も乗り気になりやすいでしょう。「物を処分されることに抵抗がある」というタイプの親なら、自身が子ども時代に使っていた子ども部屋の整理整頓からスタートするのもおすすめです。

★2.具体的な例を出してみる

終活ブームの今、具体的な取り組みを始めている方は少なくありません。「○○さんも最近終活を始めたそうだよ」と具体的な情報を伝えることで、「自分もやった方が良いのでは?」という気持ちを刺激できるでしょう。

親にとって身近な人の名前を挙げるのが一番ですが、芸能人や著名人の名前を挙げてみるのもおすすめです。親と同じ世代の人であれば、共感を覚えるのではないでしょうか。また子どもが生まれたあとであれば、自分自身を例に出すのもおすすめです。「将来子どもが困らないように、自分にできることからスタートしている」と近況報告をすれば、親側の気持ちにも変化が生まれるのではないでしょうか。

★3.将来について親の希望を聞いてみる

終活のきっかけは、日常生活のさまざまな場面に潜んでいます。「終活」という漠然とした行動ではなく、より詳細な疑問を、親自身に問いかけてみるのもおすすめです。

・もしも入院したら誰に面倒を見てほしいのか?
・入院時に使える保険はどのように対応すれば良いか?
・病院や介護施設に対して、何か希望はあるか?
・将来的に実家をどうしたいか?

家族同士の雑談の中でも、将来に向けた親の希望は聞き出せるでしょう。一度にすべてを明らかにする必要はありませんが、親の気持ちの一端だけでも知っておけば、いざという場面で役立つはずです。こうした会話をきっかけに、親自身の考えを促し、より積極的な終活につながる可能性もあるでしょう。

★4.自分以外からおすすめしてもらう

親にとっても子どもにとっても、終活は重要なもの。とはいえ、子どもからそれを伝えられても、素直に応じられない人がいるのも事実です。普段から年寄り扱いされるのを嫌う方や、子どもの意見になかなか耳を傾けてくれない方には、別方向からアプローチすると良いでしょう。

最近は、「終活」をテーマにした参加型イベントやセミナーも多く開催されています。「一緒に遊びに行く」といった雰囲気で、出かけてみてはいかがでしょうか。終活がなぜ重要なのか、また具体的に何をしておけば良いのか、主催者側が説明してくれます。

子どもの意見を受け入れられなくても、第三者のプロの意見を聞き入れられる方は多いものです。自分一人の力でがんばろうとするのではなく、ぜひ親にとって受け入れやすい方法を検討してみてください。

確実に困る情報だけでも把握しておこう

親に終活をすすめるのは難しい…と思う方もいるでしょうが、実際に、「把握しておかなければ困る情報」は多いものです。終活そのものをおすすめできなくても、最低限、以下の情報だけはまとめておいてもらえると安心です。

・口座を持っている金融機関情報
・隠し金庫や隠し財産の有無
・各種料金の引き落とし口座
・デジタル上のデータ(利用サービスや暗証番号など)

親側にも、「将来」に対する想いはあるはずです。なぜこれらの情報が必要なのか、子どもが知らなかった場合にどういったリスクがあるのか真摯に伝えることで、きっと対応してもらえるでしょう。

親に終活してほしい想いを届けるために

親に終活してほしい想いを届けるために
親に終活してほしい想いを届けるために

親がある程度の年齢になってくると、「終活してほしい…」と思う方も多いでしょう。終活は、ただ死を待つだけの活動ではありません。自分自身の老後をより充実させるための活動でもあります。終活の意味を伝え、できれば一緒にスタートしてみてください。最初の一歩さえ乗り越えられれば、そのあとは自分で、必要なことを探し情報をまとめていける方も多いものです。

なかなか伝わらない場合は、周囲の手を借りることも積極的に検討してみてください。距離が近いからこそ、子どもの言葉になかなか耳を傾けられない方は多いものです。今回紹介したコツも参考にして、「自分自身のためにも、そろそろ終活してほしい」という子どもの想いを届けてみてください。

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大嶋 晃

司法書士 プロフィール 福島県白河市生まれ。 旅行会社勤務の後、2012年司法書士試験合格、2014年に独立開業。 東京司法書士会千代田支部所属。 身近な街の法律家として親切丁寧な対応を心掛け、幅広い相続案件に取り組む。 不動産名義変更相談窓口「https://www.meigihenkou-soudan.jp/

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