終活パートナーに「弁護士」はあり?活用場面やメリット・デメリットを解説

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終活パートナーに「弁護士」はあり?活用場面やメリット・デメリットを解説
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終活を進めていく上で、「自分一人で全部を決めるのは不安…」「誰か専門家にサポートしてほしい」と思う方も多いでしょう。こんなときには、弁護士の手を借りることを検討してみてください。

終活パートナーに弁護士を選ぶメリットや活用したい場面、依頼前に知っておくべき注意点等を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

終活パートナーに弁護士はあり!活用場面は?

人生の終わりと自身の老後について考え、具体的な行動をスタートする終活。近年注目されている活動の一つです。本屋さんには終活をテーマにした本が数多く並んでいますし、インターネットを使えば、必要な情報をいつでも手軽に探し出せるでしょう。

こうした状況の中で、個人で気軽に終活をスタートする方も増えてきています。だからこそ、「わざわざ弁護士にパートナーになってもらうほどのことなのだろうか…」とためらってしまう方も多いのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、終活パートナーに弁護士は「あり」です。なぜなら、弁護士は法律の専門家であり、終活には法律が関連する場面も多いから。自分の力だけで終活をスタートすることはできても、途中で行き詰まってしまう方は少なくありません。また、法律に則って手続きをしたつもりでも、後々トラブルが発生する恐れもあります。

終活は自身の老後をより豊かに、そして自身の死後のトラブルを予防するために行うものです。弁護士にサポートしてもらえば、より確実に終活手続きを進めていけるでしょう。理想の未来を実現するためには、どういった手続きを取れば良いのか、アドバイスももらえます。

終活パートナーに弁護士を選ぶ3つのメリット

終活について誰かに相談したい…と思ったときの主な相談先は、以下のとおりです。

・弁護士
・終活アドバイザー
・税理士
・自治体窓口

どの相談先を選ぶのかによって、異なるメリット・デメリットが発生します。弁護士を選んだ場合のメリットは、以下のとおりです。

★メリット1「遺言書の作成や執行がスムーズに進む」

自身の死後、意思を示すために有効なのが遺言書です。とはいえ、法的に有効な遺言書を残すためには、ルールを理解し適切な形をとる必要があるでしょう。専門家である弁護士なら、遺言書の作成を一から十までサポートしてくれます。

遺言書のルールブックや、ネット上の情報を参考に、自分で遺言を残す方も増えています。しかし実際には、「書き方に問題があって気持ちがうまく伝わらなかった」「遺言書があったにもかかわらず、結局トラブルに発展してしまった…」というケースも多いものです。弁護士と相談の上で遺言書を作成すれば、こうしたトラブルも避けられるでしょう。

また弁護士に依頼すれば、いざ遺言を執行する際にも、話をスムーズに進められます。遺族の負担を軽減する効果も期待できるでしょう。

★メリット2「おひとりさまでも安心」

近年増加傾向にある、おひとりさま。終活を進めていく上で、避けては通れないのが「自身の死後の手続きをどうするのか?」という点です。

・医療費の支払い
・役所での手続き
・公共料金の支払い
・火葬や納骨に関する手続き
・住まいの片付けや処分

家族や頼れる人が身近にいない場合、自分が亡くなったあとの手続きもスムーズに進められるよう、準備をしておく必要があるでしょう。

弁護士との間で死後事務委任契約を結んでおけば、死後の手続きも滞りなく進めてもらえます。おひとりさまならではの終活の不安を、解決できる点もメリットの一つです。

★メリット3「将来の不安を軽減できる」

終活では、死後を含め、自身の将来と向き合うことになります。その過程で、さまざまな不安が生まれることもあるでしょう。弁護士に依頼すれば、不安を解消するためにどういった解決策があるのか、法律面でのアドバイスをもらえます。

たとえば、「自身が亡くなったあと、障害を持つ子どもの将来が不安」という場合には、成年後見等の申し立てが可能。「将来認知症になったら…」という場合には、任意後見人制度を使えば安心です。

弁護士を終活パートナーに選べば、自身の不安を吐露できる場所を確保できます。法律的な側面から、不安解消のための具体的な手立てを提案してくれるため、漠然とした不安にも対処しやすいでしょう。

終活パートナーに弁護士を選ぶデメリットはある?

メリットを知ったところで、気になるのがデメリットについてです。終活パートナーに弁護士を選ぶデメリットは、主に金銭面と言えるでしょう。依頼内容に応じた費用を請求されます。

弁護士費用は依頼内容や依頼先によっても異なりますが、遺言書作成の費用の目安は以下のとおりです。

・相談料 → 5,000円/30分
・作成手数料 → 20~30万円
・交通費や日当 → 3~5万円

このほか、弁護士を「遺言執行者」にする場合、その分の報酬が別途加算されます。30万円~50万円程度が相場ですが、状況によっては100万円以上かかるケースもあるようです。

金銭的な負担はあっても、弁護士に終活パートナーを依頼するメリットは、決して少なくありません。「おひとりさま」や「相続で揉める可能性が高い」など、リスクが高いと思われる場合には、弁護士への依頼を積極的に検討してみてください。

弁護士選びのポイントは?

弁護士選びのポイントは?
弁護士選びのポイントは?

終活パートナーに弁護士を選ぶ場合、「いったいどの事務所に依頼すれば良いのだろう?」と悩む方も多いでしょう。3つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

★1.相続に強い弁護士を選ぶ

ひと言で「弁護士」と言っても、得意分野は人それぞれで異なるもの。終活パートナーに選ぶなら、相続問題に強い弁護士を選択しましょう。弁護士がどういった案件を得意としているのかは、公式ホームページで調査できます。終活人気が高まっている今、「終活」や「遺言」といったキーワードを積極的に打ち出す事務所も増えています。ぜひ注目してみてください。

★2.信頼して任せられるかどうかチェックする


終活パートナーとは、自身の老後や死後のあれこれをお任せする相手です。信頼して任せられる相手であること、また何でも気軽に相談できる相手であることは、非常に重要なポイントと言えるでしょう。

弁護士も人間ですから、人同士の相性はあるもの。「話しやすい相手」「親身に相談に乗ってくれる相手」を選んだ方が、後悔のない終活になるでしょう。

★3.費用が明確な事務所を選ぶ

弁護士に終活をサポートしてもらう場合、デメリットは「費用」です。だからこそ、費用が明瞭で不安のない事務所を選択してください。弁護士報酬は決して安くありませんが、「いくらかかるかわからない…」という不安が解消されるだけでも、気持ちが楽になるでしょう。

終活パートナーに「弁護士」を検討してみよう

終活パートナーに「弁護士」を検討してみよう
終活パートナーに「弁護士」を検討してみよう

自分一人で終活を進めていくのが不安…という場合には、ぜひ弁護士への依頼も検討してみてください。法律の専門家がパートナーになってくれれば、遺言や後見人といった手続きもスムーズに進められます。

相続を得意とする弁護士事務所の中には、「初回無料相談」をうたう事務所も少なくありません。まずは一度相談してみて、自身にとってのメリットとデメリットを検討してみてはいかがでしょうか?

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大嶋 晃

司法書士 プロフィール 福島県白河市生まれ。 旅行会社勤務の後、2012年司法書士試験合格、2014年に独立開業。 東京司法書士会千代田支部所属。 身近な街の法律家として親切丁寧な対応を心掛け、幅広い相続案件に取り組む。 不動産名義変更相談窓口「https://www.meigihenkou-soudan.jp/

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